戦後私たちはモノの豊かさを社会の豊かさと思いこみ、大量生産、大量消費に走り、そしていらなくなったモノを捨てる場所にも困るという状況を生み出してしまいました。ここへ来てやっと夕日の美しさ、そよ風の心地よさと言った古来からの精神文化を軸とした生活の重要性に気づきました。
これからの日本は、世界に例を見ない高齢化社会を迎えます、量から質への転換、ゆっくりと時を楽しみ心の豊かさ、生活のうるおいを実感できる新しい都市の創造が求められます。
中心市街地活性化と、新たな商業機能の育成と再整備。
県都の中心地区として世代を越えて人々が集い、さまざまな情報・文化を発信する人間尊重、市民生活優先のいきいきとした街づくり、生活都市としての「中央区」の魅力の向上をめざします。
市民生活優先、生活都市としての「中央区」の魅力の向上、快適で魅力的な都市機能の維持と整備・充実。
雨の日でも傘無しでショッピングなどが楽しめるエリア拡大、地下街など、適正な土地利用の高度化や地下利用の見直し、定住人口の増加促進のための住宅供給は市街地再開発事業の中に組み込んで、地域の機能更新、再編を行い自然と共生する街を創造します。
10年・20年後のまちづくりを見据えた、時代を超えていくチカラ、未来への責任。
今、私たちに必要とされることは、ホントに必要なモノを見極め、目先の変化に左右されることなく10年、20年後のまちづくりを見つめて、それぞれが創造性に富んだ新しい価値観を確立することです。さらなる財政の健全化を推進し、子供たちに輝く夢と未来を残すために、今私たちができることをもう一度問い直します。
地域における医療・福祉基盤の充実を図る。
安心して暮らせる街であるために治安・防災はもちろんのこと、生活弱者の暮らしからの不安を取り除き、経済、医療、就労面での地域支援体制の確立をめざします。
情緒を育む感性豊かな子育て支援体制の拡充。
子どもたちを取り巻く環境が問われる現在、家庭や学校教育に加え、地域における教育の役割と子育て支援体制への期待が高まっています。核家族化が進んだ現在、先輩方の知恵の伝承が途絶え、家族愛の欠落による良好な親子関係の崩壊が進んでいるように思えます。今こそ道徳教育の推進によるモラルの向上をめざし、今後は、社会での経験と技術・資格をもった多くの元気な高齢者の方々が、積極的に地域社会に進出し、いきいきと活動できる「地域社会を支える」まちづくりを進めます。
行政の効率化は健全な財政管理と透明性の確保から生まれます。
税理士としての経験とノウハウを生かした市行政のチェック機能作り、行政にバランスシート感覚を持ち込み、発生主義によるわかり易い財務諸表の作成を実現し、市民の目線に立ってこれまで以上に創意工夫をこらして、歳入の確保をはじめ事務事業の徹底した整理合理化や民間委託の積極的な推進、組織・機構を見直し、定員管理の適正化などに取り組みます。
水のそばには人が集まり、潮風が情緒を育む。
ポートタワーを生かし「水」をテーマとしたウォーターフロントの整備を行い、遮るもののない広い青空と緑の広場を市民の憩いの場とし、災害時には有効に使用できる公共施設として千葉ポートパークの活性化、音楽イベント・バザール会場・映画、TVのロケ地など積極的な活用のバックアップを進めます。